監査法人時代には、高度化する会計・監査基準、情報技術等への対応はもちろん、不正・内部統制上の不備のようなシビアな局面とともにその後の改善局面も多く経験いたしました。どのような局面にあっても、クライアント様と監査チーム双方の人と人との相互協力関係が何よりも重要であると認識し、リレーションの整備や再構築に最も重きを置き、単に正論を投げつけるだけではなく、それをクライアント様が受け入れるにあたっての懸念は何かを見据え、監査人でありつつも、解決のための道筋をともに模索することを是としておりました。
一方で監査業務には形式的に実施しなければならない作業も多く、飽和感も感じておりました。そこで、過去の経験を活かしつつも、知見をより広範かつ深度あるものとしたいと考えた結果、わかば経営会計の主な業務である事業再生等の分野にフィールドを移すことといたしました。
クライアント様の事業に存在するリスクや課題を公認会計士ならではの視点で識別し、これまでの知識・技術・経験を活用しながら、解決のために最適な行動を心掛けてまいります。