新任パートナー(大阪事務所)に聞く!わかばの未来像

2022.12.21 わかばで働く理由人材育成パートナー制度キャリア
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新任パートナー(大阪事務所)に聞く!わかばの未来像
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わかば経営会計では、2023年1月1日付で新たに2名のパートナーが誕生します。

そのうちのひとりである大阪事務所の勝田賢次に、パートナーとしての意気込みを聞いてみました。

~まずは簡単に自己紹介をお願いします。

2020年2月に入社したのですが、実は2018年頃に前職のトーマツ時代の先輩である鈴木の紹介でわかばを受けたことがあるんです。鈴木がわかばに転職にしてからも一緒に海外のカジノに行ったりと付き合いは続いていて(笑)、「わかばは絶対勝田君に合ってるよ」と誘って下さいました。当時もご縁があって内定はいただいたんですが、IFRS導入などまだ監査法人でやりたいこともあり結局その時点で転職はしなかったんですね。でもその後の自分の中での試行錯誤でやはりわかばで働く方が自分の将来像にマッチすると思い直し、鈴木に再度相談⇒改めて面接を受けて今日に至ります。

―――入社前後で、ギャップはありましたか?

入社前に鈴木からの話だったり各種書籍を読んだりして大きなイメージは掴めていたのですが、実務の細かいところまではさすがにイメージが及んでおらず、実務をやる中でのギャップはやはりありました。特に再生案件の中では、再生そのものの業務だけではなく別途コンサル契約を締結して再生以外の業務に繋がっていったり、再生業務1つを取っても「こんなにバラエティ溢れる業務なんだ~」という良い意味でのギャップがたくさんありました。ほかにも鈴木からわかばの自由裁量は監査法人のとき以上だよと聞いていて、私が所属していた監査チームは法人内でもかなり自由度の高いチームだったので「そんなことあるのかな~」と少し半信半疑だったのですが、1年目のしかも3、4か月目とかの早い段階から案件全体を任せてもらう機会があったり、想像を遥かに超えてきました(笑)。あとは、コンサル会社と聞くと激務という勝手なイメージがありましたが、フレックスや在宅勤務などワークライフバランスの向上に繋がる制度があり、さらにそれらの制度がしっかり機能する組織風土が醸成されていて、やることをやっていれば働き方は本当に自由で、子供がいる&共働きの自分にとって非常に働きやすい職場だなぁと思いました。妻が現在も監査法人勤務で、残業無しという建付けながらも繁忙期などはやはり残業せざるを得ないことが多々あるので、その際はこちら側の働き方をある程度柔軟に調整(在宅勤務を増やして家事に当てられる時間を増やす等)できたり、本当に助かっています。

―――先ほど話のあった再生以外の業務とは?

例えばですが、部門を閉じた場合の損益シミュレーションだったり、再生の中でスポンサーを探して会社を売却する局面でのFAとのやり取りだったり、再生を通してクライアントとの信頼関係が構築された結果、税務顧問契約をお願いされたりなど、再生発で業務が派生していったことが挙げられます。

~入社して3年が経とうとしていますが、どんな3年半でしたか?

とにかくあっという間でしたね~(笑)。楽しみながら仕事をやってこれた結果なのかなぁと自分の中ではプラスに捉えています!会社も掲げている「2年で一人前」に自分なりにコミットしつつ色々な経験をできた濃い3年間でした。

―――どのような点でご自身の成長を感じましたか?

一般的にコンサルタントに要求される知識や経験はこの3年のOJTの中でみっちり身についたと感じます。一方、いまでも知らないことに出会ったり、優秀な専門家の方と出会ったりして自分の中での専門家としての一人前の姿は常にブラッシュアップされていっているのでその意味ではまだまだですね。なんかこう、自分の影を追いかけている感じですかね (笑)。

~その中で一番印象に残っている仕事はなんですか?

全国展開している食料品のクライアントで、借入先の金融機関が都道府県数を超える案件のバンクミーティングですね。入社3・4ヵ月目くらいだったと思うんですが、東京の貸会議室で総勢100名くらいの銀行員の前で報告書の説明をした際はこれまでの人生の中でもトップクラスの極限の緊張感で、すごく印象的でした。わかばの多くのクライアントでは、金融機関数が多くても10行くらいであるため、入社早々にこんな大型案件でのバンクミーティング登壇を経験させてもらえたおかげで、良いのか悪いのかその後の案件では全く物怖じしなくなりました(笑)。東京の会場は同じくアサインされている東京事務所の先輩と一緒だったんですが、パートナーがいない中で2人で乗り切ったのはすごくよい経験になりました。続く福岡と四国の会場は、会計士は私一人だけで報告会を進めたので、こちらもまたすごくよい経験になりました。この経験が私の成長を加速度的にしたと思いますし、記憶に圧倒的に残っています。

―――そんな若手の頃からいろいろ経験している勝田さんに次の質問です。

~わかばのいいところ、課題を教えてください。

いいところは、「人がいい」メンバーの集まりだというところでしょうか。個性があふれてはいるんですが、総じて品行方正な人が集まっている点ですね。採用面でもカルチャーマッチがしっかり見れているからこそ今の組織風土が出来上がっている、成り立っているのかなぁと思います。

―――課題と感じるところはありますか?

社内のナレッジ共有は課題だと思っています。絶対共有したほうがいいナレッジが随所に転がっていてまだまだ属人的なものが多いんじゃないかと。チャットツールで共有する社内の仕組みはあるのですが、おそらく全て共有されているわけではないと思いますし、この部分はまだまだ改善余地が大いにあると思っています。

―――そういった課題認識がある中でこれからパートナーになるわけですが、最後の質問です。

~どんなパートナーになりたいですか?また、やりたいことはなんですか?

先にやりたいことですが、わかばは今サービスラインが6つあるものの、組織の拡大を考えるともっと増やしたいなと思っています。今のところ再生業務の割合が多いので、例えば自分たちでファンドをやってみてもいいと思いますし、デットファイナンスだけでなくエクイティファイナンスのサポートもやっていきたいなとも思っています。せっかくこのフェーズの伸び盛りのある会社でパートナーにならせていただくので、組織の拡大に寄与したいという思いは強いですね。SNSもそうですが、会社の露出を増やしてわかばの知名度もどんどん上げていきたいです。

―――そのためにも勝田さんがなりたいパートナー像は?

マネジメントの側面では、先に答えた組織拡大に寄与したいという思いがあるので、その視点を持ち続けるためにも経営陣の目線で動いていけるパートナーになりたいですし、プレイヤーとしては、あの人がいると安心、あの人に聞けば安心、と思ってもらえる存在になっていきたいですね。加えて人の育成は特に力を入れたいと思っています。自分のチームのメンバーはもちろんですが、次のパートナーをたくさん育てられるパートナーになっていきたいですね。

―――そのために一番大事だと思うことはなんですか?

「私自身の成長」と「部下への権限移譲」だと思いますね。その2本柱で組織内での循環を生み出すことを大事にしていきたいと思っています。パートナーとしてしっかり仕事を取ってきて、それをできる限りコンサルタントに移譲していく。私が入社してから代表の大磯にしてもらったように、たくさん楽しい仕事を取ってきて、ガッツリそれを部下に任せてあげる、そういったことを意識していきたいと思います。

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